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ポンのmemo

ダズル迷彩バイクに乗って、あちらこちらへフラついてます。バイクとか遺跡とか猫とかいろんなことについて書いています。

20151029 装飾古墳を見に行ってきた

こんにちは、ポンです。

 

突然ですが、筑後川沿いに装飾古墳がたくさんあるということ、ご存知ですか?

日本に古墳は10万基以上ある(!)といわれていますが、装飾古墳はその中の600基ほど。その半数以上が北部九州と中部九州に集中しています。

装飾古墳には、顔料で絵を描いた彩色や、石に模様をを刻んだ線刻などがあります。その両方を組み合わせたものもあります。

 

今回は10月24日に筑後川流域の装飾古墳同時公開!というイベントをやっていたので見に行きました。

…ええ、一人で。

 

 

 

仙道古墳(筑前町

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円筒埴輪がいっぱい並んでいました

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もちろんこいつも!

古墳内部はこんな感じ。

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うーん…装飾までよく見えないな…

なんとなく赤い顔料があるようなないような…

ライトが暖色系で同化してみにくかったです。

 

ということで、石室のレプリカが別棟につくってありました。

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顔料による彩色の装飾古墳は、実物を見ても正直あんまり見えないので、別棟で派手なレプリカがつくってあることが多いです。

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重定古墳(うきは市

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小屋に案内されます

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撮影NGでした。でも全然見えなかった。「ゆぎ」(靫:矢を入れる道具)や同心円文が大量に描かれているとのこと。全然みえん。

ちなみにこの古墳、すべて残っていれば80mほどの大きな前方後円墳なのですが、6世紀後半の造営と考えられており、その時代では珍しく大規模なものだとおもわれます。近くにある重定古墳の前後に作られた古墳は、小さな円墳です。この古墳オーナーの古典主義、といいますか、こだわりが垣間見えました。

そしてすぐ近くにもう一つの公開されている古墳がありました。

 

楠名(くすみょう)古墳(うきは市

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こちらは装飾古墳ではないので自由に中に入って見学できます。写真も撮り放題です。

7世紀初頭造営の直径32mの円墳。ここの特徴は入り口から奥壁までが長い(18m)。なにより玄室より前室の方が広くて天井も高いという特異な作りになっています。前室の中央が墳丘の頂部と一致しています。

うきは市は装飾古墳をはじめ、様々な古墳がドッサリある地域で、予約をすればガイド付きで全部案内してくれるという、古墳好きにはたまらないサービスを行っています。小さな古墳紹介冊子も配布されています。古墳見学行きたい!

 

狐塚古墳(朝倉市

大分道のすぐ横、ちょっとわかりにくいところにありました。

ここは線刻の装飾古墳です。舟の絵や動物の絵が描かれているそうです。

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この真ん中の石に舟が描かれているそうですが…うーん、見えん!

この古墳のおもしろいところは、前室と羨道の間にあるたたき石(?)に、扉の跡が見つかっているのです。扉をつけて出入りができるようにしてある古墳なんです。

ドアが付いてる痕跡がある古墳なんて初めてききました。

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見つかった時から天井が落ちていたそうです。大きな覆い屋根で古墳を守っています。

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見学受付の方に、出土遺物も見せてもらいました。

土器、耳環や馬具などが極めていい状態で出てきたそうです。金箔もまだ残ってた!

 

立山穴観音古墳(小郡市

近くの駐車場から歩いて山の中に案内されます

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ここは線刻の装飾古墳で、地元の人はここを観音堂として利用しているため、いつでも見学可能です。

壁に斜めの線刻がありました。

ここが一番はっきり見えた装飾でした。

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近くに別の崩れた古墳がある、といって案内してもらいました。

おお…!石室の入り口の石組みがある!

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実は、この花立山には300基以上の古墳がある古墳バブル地帯だったのです…!

 

 

 

おわりに

今回見学した装飾古墳、ほとんど装飾は見えなかったです…

古墳見学のアドバイスとしては双眼鏡を持っていくべきです。

今回見れなかったうきはの他の古墳と、久留米の古墳はまたこんどリベンジ。久留米の浦山古墳は、けっこうはっきり見えるらしい。いってみたいな。

 

いやあ、あんな大きい石、どう運んできて、どう積んだんですかね。

 

 

ポン